2010年3月26日金曜日

理事会の開催について

下記のとおり理事会を開催いたしますので、
年度末でご多忙のところ恐縮ですが、
関係各位のご出席をお願いします。
        
          記
1 日 時  3月27日(土)午後3時から
2 場 所  米子市文化ホール
3 案 件  平成22年度評議員会提出議案
        について ほか
(会議終了後、有志で懇親会をします。)

2010年3月6日土曜日

日山協氷雪技術研修会の報告










































昨年に引き続き、大山で日山協主催の氷雪技術研修会が開催されました。
今年は、新たに実践登攀研修と主任検定員養成講習も組み込まれて50人近くの参加希望者があり、日山協から急きょ6名の講師陣が派遣されることになりました。県内スタッフ5名を入れると総勢60名近くの大がかりな研修会となり、迎える側としてもうれしい悲鳴を上げることになりました。
 広島から参加したうら若き乙女の手も借り受付を終え、オリエンテーション終了後、弥山尾根を目指す実践登攀研修組は装備をチェックして直ちに出発しました。それを見送ってから、主任検定員養成コース、技術研修コースは大山自然歴史館で机上講習を受け、それぞれの班に分かれて元谷に向かいました。

 一週間前から続いた春を思わせる暖かい風と雨のおかげで大山の雪はすっかり融けてしまって、北壁のリッジは泥壁がむき出しになり沢筋に雪を残すだけになっていました。弥山尾根を目指した登攀グループは雪がすっかり融けて無くなったルートを見て、七合尾根~八合沢にルートを変更せざるを得ませんでした。
技術研修組も積雪と適度な斜面を求めて元谷の最深部まで歩くことになりました。

 研修のテーマはスタンディングアックスビレイ(SAB)、スノーピッケット、土嚢袋、柴などを利用したスノーアンカーの作り方、SABで制動確保して仮固定、そこからビレイヤーの解放までの一連の流れを実践することなどですが、基本は滑落しない歩行技術を身につけることということは言うまでもありません。




 登攀組は頂上小屋で宿泊。研修組は食堂で夕食をとりSOB、米工、米子市役所の小屋へ分かれて宿泊をしました。
 2日目、主任検定員養成組は元谷方面に向かい、研修組は大山寺内の雪だまりでSABから仮固定に至る流れをさまざまなシチュエーションを想定して、それぞれの体力に応じた方法を試してみました。


 握力の強い人、弱い人など、各自の体力に応じたよりベターな方法を皆で意見交換しながら追及し、これまでの技術書にも紹介していない斬新な技術が試され、ロープレスキューの第一人者の講師を唸らせるようなアイディアも生まれました。
 確保技術などは年々進化しており、これまであたかも常識的なものとして語り継がれてきたことも、検証を重ねるごとに違った見解が報告され、認識が変わってきています。
 指導する立場であればあるほど新しい器具の使用方法、長所、短所を知り、新しい技術を身につけることが求められますが、過去の技術への依存と過信などというものを一度振り払って、刻々と進化していく技術を試し、後進に伝えていくことも、われわれの責務であるということを改めて考えさせられた研修でありました。














 日山協の講師スタッフの皆様、お手伝いしていただいた県内スタッフの皆様に改めて感謝申し上げる次第です。

 登攀コースを受講された県内メンバーと伝達講習をしなければいけませんが、日程調整がつかず来シーズンになることをお詫びいたします。